中越NSTChuetsu Nutrition Support Team

お知らせ

2024.10.14

【活動報告】中越NST摂食嚥下部門 講演会開催について

下記の内容で講演会を開催しましたので報告します。

【日時】2024年9月14日(土) 13:30~16:00

【場所】長岡中央綜合病院 2F講堂

【内容】講演「高齢者の「食べる」問題を考える~誤嚥・窒息の介護事故判例と対策のポイント~」
能登総合病院 歯科口腔外科 長谷 剛志先生

参加:74名
医師・歯科医師6名、看護師8名、管理栄養士35名、言語聴覚士10名、歯科衛生士10名、介護福祉士4名、学生1名(1.4%)

多数のご参加ありがとうございました

参加された皆様より、講演会への感想をいただきましたので一部ご紹介させていただきます。

・能登半島沖地震の現場での貴重な経験談を聞くことができて良かったです。ご家族・ご本人の食べさせたい・食べたいと、主治医の禁食!の考え方が参考になりました。(歯科医師)

・当施設でも自力摂取・丸飲み・早食いの方がいらっしゃるので今回の講演内容たいへん勉強になりました。(施設・言語聴覚士)

・とても楽しく講演を聞くことができました。“食べれない障害を診て食べれない人を看る”この言葉にすごく感動しました。食管理ではなく食支援を行っていくべきなんだなーと学ばせていただけたので、仕事にいかしていきたいと思いました。(施設・介護士)

・(一部抜粋)“無理せず”と主治医に言われてもどれくらいが「無理せず」なのか、現場は患者様の全身状態や意欲なども含め、手をかけている割に本人の思いに応えられていないと感じることが多い。今日の長谷先生のお話を聞いて、義歯一つとっても悩むことが多い中、この患者様にとって何が必要か現状を見極めて介助、支援していくことが大事だと再認識しました。(病院・看護師)

・災害現場で動いた経験をもとに、大変だったことや必要だったものなどのお話を聞けて大変参考になった。非常に説得力があった。(保健所・管理栄養士)

・高齢者の方の嚥下は、命に係わる問題に繋がりやすく、「食べる」という事はとても重要な事だと学びました。(医療系大学・学生)