診療科のご案内
外科/肛門科
当科は主に肛門の3大疾患である、内痔核、痔ろう、裂肛(それぞれ、いぼぢ、あなぢ、きれぢ)の治療を行っています。
内痔核は、平成17年のジオンの登場により、痛みの少ない硬化療法が可能になりました。しかし、適応は慎重にしなければいけないので丁寧な診察を心がけています。
痔ろうは、手術の傷を小さくできるシートン法を積極的に採用して、比較的痛みの少ない治療ができるようになりました。
裂肛は、基本的には薬で治しているのですが、手術適応のある方には、病状を説明した後に症状にあった手術をしています。
このように内痔核と痔ろうに最新の治療法を取り入れた結果、傷の痛みも軽く手術後の出血も少なくなり入院期間も短縮できました。
そのほかの疾患、血栓性外痔核や肛門周囲膿瘍、肛門周囲の湿疹や真菌症、肛門痛などの診療も行っていますので恥ずかしがらずに気楽に相談してほしいものです。
その他、手術後のつれ感の少ない新しい方法による鼠径ヘルニアの手術、体表部の腫瘍(できもの)切除などの小手術も随時行っています。
おしりの診察をはじめて希望される方は、下記の問診表を印刷して必要事項を記入し、持参していただければ、手続きをよりスムーズに行うことができます。
外来診療担当医一覧
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 第1.3土曜日 | |
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医師名 |
小林 康雄 谷川 文 |
小林 康雄 谷川 文 |
小林 康雄 谷川 文 岡本 欣也 |
小林 康雄 谷川 文 ※村上 博史 |
小林 康雄 谷川 文 |
小林 康雄 谷川 文 |
更新日:2024年1月17日
※村上医師:木曜午後(手術終了後)診察となります。
都合により変更する場合がございますので、当日の担当医は 0258-32-0490(代表)までお問い合わせください。
お願い
- ①:肛門の奥の方からイボが飛び出してくる方は、病院での診察の際、確認できない場合があります。そのような時は、ご自宅で実際に飛び出した時の状態を携帯やカメラなど写真で撮影してきていただくと診察の手助けになります。可能であれば、そうしていただけると助かります。
- ②:土曜日は外来が混み合いお待ちいただく時間が長くなる場合があります。新患の方で他の平日にご来院が可能な場合は、ご配慮いただければ幸いです。
外科/肛門科 手術件数(令和5年)
期間:令和5年1月1日~令和5年12月31日
名称 | 件数 | 名称 | 件数 |
---|---|---|---|
痔核手術 | 241 | 肛門周囲膿瘍切開 | 72 |
痔核硬化療法単独 | 65 | 裂肛手術 | 74 |
痔瘻手術 | 127 | 直腸脱手術 | 9 |
その他 | 21 | 計 | 609 |
健康診断/人間ドック
ドックでは、午前中の半日で終了する「日帰りドック」を実施しています。ご都合に合わせてお申し込みください。病気の治療には、早期発見がなにより重要です。年に一回の検診をお勧めいたします。