整形外科/スポーツ整形外科/リウマチ科
ペインクリニック科/麻酔科/リハビリテーション科

 当院の整形外科・ペインクリニックはワンフロアで診察・診療を行っています。スタッフは整形外科医1名、ペインクリニック(麻酔科医常勤1名、非常勤1名)、ナース8名、クラーク2名で担当しております。

整形外科

 整形外科では運動器(脊柱、骨、関節、筋肉、靭帯など)の疾患・外傷を扱っています、とくに最近は高齢者に多い慢性疼痛に力を入れており、とくに「傷みやしびれ」に対して各種の神経ブロックや新しい薬物治療を積極的に取り入れています。
また近年、骨粗鬆症やロコモティブ症候群※の増加が医療だけでなく社会問題にもなっていますが、これらの疾患に対して治療はもとより予防にも力を入れておりリハビリを含めたチーム医療で対応しています。

※骨粗鬆症、変形性関節症、脊椎狭窄症などの運動器の疾患や機能低下で移動能力の低下、そして悪化で自立生活が困難になること。

スポーツ整形外科

 子供から高齢者までスポーツに関心が高まり、それにつれて「スポーツ外傷(ケガ)」「スポーツ障害(使いすぎによる痛みなど)」が増えています。競技を目的とした学生や成人だけでなく低学年の子供たちや中高年の障害が増えているのが最近の特徴です。スポーツに関する知識不足やオーバートレーニング、ストレッチ不足などが原因と考えられています。個々の患者さんに対して診断・治療・リハビリだけでなく原因の探求と予防にも重点を置いています。

リウマチ科

 関節リウマチ(RA)の最近の進歩には著しいものがあります。新しい診断分類や検査、そしてエコーやMRIによる補助診断で早期からの診断が可能となってきています。そして何よりも最新の治療の進歩には目を見張るものがあり、ドラッグフリーの可能性が現実のものになってきています。
治療のスタンダードと言われるメトトレキサートの高容量投与が可能になり、さらに生物学的製剤の登場で飛躍的に治療成績が上がりました。また新しい治療薬もどんどん出てきています。これらの新しい知識や治療法を上手に使い患者さんと一緒に病気と治療について話し合いながら最良の治療を提供することをも目標にしています。

ペインクリニック科/麻酔科

 慢性疼痛など長く傷みが生じる部位は、筋肉が収縮し血管が細くなり、血液循環が悪くなっています。血液循環が悪いとその部位は酸素不足となり、そこに痛みを起こす発痛物質や炎症性サイトカインが生じ、それらがさらに傷みを増強させます。いわゆる痛みの悪循環が形成されます。ペインクリニックは少量の局所麻酔剤を用いて傷みの悪循環を断ち切る治療(神経ブロック)で副作用もなく極めて有効な治療法です。
頭痛、頸部痛、腰痛、坐骨神経痛、根性神経痛、帯状疱疹後神経痛、顔面神経麻痺、三叉神経痛、顔面けいれん、眼瞼けいれんなどの治療に有効でよい成績を上げています。

リハビリテーション科

 主に整形外科疾患や脳血管疾患及び長期療養者に対し、リハビリの専門職が連携し、身体機能・能力が最大限に回復できるように根気強くリハビリを継続し、少しでも質の良い生活が送れるよう努めていきます。
■理学療法士
運動療法により、関節可動域の改善・筋力増強・神経麻痺の回復を促し、歩行や動作の改善や物理療法機器を用いて痛みの軽減を図ります。
■作業療法士
身体や精神機能低下による生活障害に対し、日常作業等を用いて残存機能の引き出しや、代償法を活用し、障害の克服・軽減・改善を図ります。
■言語聴覚士
失語症、声や発音の障害、摂食・嚥下障害、聴覚障害など多岐に渡る問題に対し検査や評価を行い必要に応じて訓練、指導、助言など専門的なサービスを提供します。

診療時間院内マップ

医療法人 誠心会 吉田病院
〒940-0053 新潟県長岡市長町1丁目1668

TEL:0258-32-0490
FAX:0258-36-5032

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